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東京都と埼玉県の一部で80万世帯が停電――プロバイダーなどには影響なし

1999年11月22日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之/中野潔

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22日午後1時半ころ、東京都西部、埼玉県南部などでおよそ80万世帯が一時停電した。電車が止まったほか信号機などにも影響が出た模様だが、現在は復旧している。

埼玉県狭山市で自衛隊機が墜落し、送電線を切断したことが原因と見られるが、東京電力では「現時点では調査が進んでいないので、何ともいえない」としている。

停電したのは、東京都内の豊島区、練馬区、世田谷区、杉並区、中野区と、これらの区に隣接する武蔵野市などの多摩地区および、埼玉県南部で先の区に隣接する市町村、それに狭山市の一部。

これらの地区の大部分では停電は20~30分、あるいは1時間程度で復旧したが、ごく一部では数時間停電が続いたという。

この停電による影響を、“BIGLOBE”の日本電気(株)、“@nifty”のニフティ(株)、“So-net”のソニーコミュニケーションネットワーク(株)に問い合わせたが、いずれも影響はないということであった。これらのインターネットサービスプロバイダーのアクセスポイントでは、無停電電源装置などによる、電源のバックアップを持っており、短時間の停電であったため問題とならなかったと見られる。

また、マイクロソフト(株)も「カスタマーインフォメーションセンターなどへの影響はない」ということであった。

埼玉県新座市の立教大学新座キャンパスでは、しばらく停電したが、コンピューター実習の講義などに特に影響はなかったという。

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