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NTT-ME、無線を利用したインターネット接続サービス“ワイヤレス・インターネットマンション”の提供を開始

1999年11月22日 00時00分更新

文● 編集部 高柳政弘

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(株)ネヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は18日、マンションの入居者を対象に、無線を利用したインターネット接続サービスの“ワイヤレス・インターネットマンション”を12月に開始すると発表した。同社では、無線伝送技術を採用しているため、新たな構内配線工事が不要としている。

ワイヤレス・インターネットマンションでは、インターネットに接続するためのサーバーを管理人室や集会所などに設置。屋上/前庭または管理人室のベランダなどに無線伝送のためのアンテナ(親機)を設置する。各室のベランダまたは室内にアンテナ(子機)を置き、親機間との無線伝送を行なう。各入居者は、親機1台につき2Mbps程度の帯域を共用する。

パソコンとアンテナ(子機)との接続インターフェースは、10BASE-Tを採用。マンション内のサーバーからインターネットへの接続形態は、ISDN回線(128Kbps)、通常電話回線を利用したADSL(500Kbps)、光ファイバー(1.5M~100Mbps)から選ぶことができる。

各入居者の利用料金は、40世帯が入居するマンションの場合、インターネット接続にISDN回線を利用するケースでは、加入料が3万円、月額の利用料金が4000円程度になる。NTT東日本のADSLアクセスラインが提供される地域(新淀橋、青山、三田、四谷、池袋、茅場兜)では、ISDN回線と同程度の料金でADSL接続が利用できる。また、光ファイバーによるアクセスを利用する場合には、5000~6000円程度になる予定。

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