凸版印刷(株)は17日、同社のネット情報流通事業“Bitway”において、出版社などのコンテンツ提供者が、自社コンテンツの売れ行き状況をウェブ上で毎日確認できるデイリーレポートサービスを開始し、これを実現するためのシステム『Count-bitway』の立ち上げを25日に予定していると発表した。
同システムは、コンテンツを販売するインターネットサービスプロバイダー(ISP)複数社の購買者アクセスログを集計し、ISP別やタイトル別の売上状況を毎日公開する。
コンテンツ提供者は、Bitwayから発行された閲覧用のIDとパスワードで自社の売上件数情報などを閲覧できる。そのための初期費用は無料。各ISPの新規登録者数や登録解除者数の日計や月間累計なども参照できる。
同システムの導入により、コンテンツ提供者が行なっていたISP複数社への支払処理などを一括代行する。