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シャープ、4ルクスの暗い場所でもカラー撮影可能な液晶デジタルビューカムを発売

1999年11月18日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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シャープ(株)は、最低照度4ルクスの暗い場所でもカラー撮影が可能な液晶デジタルビデオカメラ『液晶デジタルビューカム VL-PD7』を12月8日に発売する。価格は22万5000円。

『液晶デジタルビューカム VL-PD7』
『液晶デジタルビューカム VL-PD7』



CCDの感度を既存機種の約1.8倍に高めた同社新開発の1/3型66万画素高感度CCDと、F1.4~3.0/f4.7~47mm(35mm換算で48~480mm)の光学10倍(デジタル200倍)ズームレンズにより、最低照度4ルクスに対応し、日の当たらない室内など暗い場所でのカラー撮影が行なえる。さらに、0ルクスでもモノクロ撮影が可能な“ナイトレーダー”機能を搭載する。

2.5型の液晶モニター部は、本体から取り外し可能。カメラ部と液晶モニター部を専用ケーブルで接続して撮影できる。液晶モニター部には、電源オン/オフ、録画スタート/ストップ、ズーム、再生、停止、早送り、巻き戻しといった基本操作を行なえるボタンが装備されている。

液晶モニター部を取り外すことで、これまで撮影が難しかった人垣越しのシーンなども、手元で被写体を確認しながら撮影できる液晶モニター部を取り外すことで、これまで撮影が難しかった人垣越しのシーンなども、手元で被写体を確認しながら撮影できる



また、撮影時にカメラのズーム機能と連動し、カメラの横/後方の音をカットしながら遠くの音声を記録できる本体装着式の専用ズームマイクを同梱する。

静止画記録媒体はスマートメディア。動画を撮影したテープのうち、スタートシーンや任意のシーンをインデックス画面としてスマートメディアに記録できる“テープインデックス”機能を搭載、見たいシーンをインデックスから選択すると、インデックス画面とテープが連動して、テープ内のそのシーンが頭出し再生される。同梱のスマートメディアに、タイトルおよび背景のデザインデータをそれぞれ12種類収録する。

連続使用時間は、ビューファインダー使用時で約120分、液晶モニター使用時で約100分。本体サイズは幅70×奥行き137×高さ103.5mm、本体重量は580g。

そのほか、USBケーブルを利用して、撮影した動画をPCへ取り込める『USB動画キット VP-PKU10』(Windows 98対応、1万9800円)も用意されている。USBケーブルのほか、PC上で取り込んだ動画を編集/加工できる動画編集ツールや、編集した動画データをMPEG-4形式に変換できるツールを同梱する。

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