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FibreAllianceが活動実績を発表――“SAN”の技術仕様を立案

1999年05月28日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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イーエムシージャパン(株)の発表によると、米EMC社が主催する企業団体FibreAllianceは25日(現地時間)、これまでの活動実績について発表を行なった。

FibreAllianceは、サーバーとストレージシステムで構成するネットワーク(SAN:ストレージエリアネットワーク)を統合管理するための標準化を目指す企業団体。エンタープライズ市場向けストレージ製品のベンダーである米EMC社が主催となり、今年2月に設立した。加盟企業はいずれもサーバーやネットワーク機器、管理ソフトウェアのベンダーで、EMCのほか、独シーメンス社、米ヒューレット・パッカード社、米スターリングソフトウェア社など19企業が加盟する。

SANは、ストレージネットワークの相互接続にFibre Channelを採用しており、ネットワークの稼動状態の監視や管理についての標準化を目指している。発表によると、FibreAllianceは、SANモデルの技術仕様を立案し、標準化団体に提出した。また、ラスベガスで開催されたNetWorld+Interop '99において、SAN技術デモンストレーションを実施したという。

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