このページの本文へ

ノーテルネットワークスとNTTが、次世代ラインカードを共同開発

1999年05月27日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ノーテルネットワークス(株)は、同社の次世代ラインカード『サービス共用形ラインカード』を日本電信電話(株)(NTT)より受注し、出荷することを発表した。ノーテルとNTTは、共同で次世代ラインカードの開発を進めており、昨年3月に初めて製品化に成功、今年3月に両社は正式に契約した。ラインカードは加入者回線の終端装置で、局内の交換システムに搭載し、発着信時の信号処理などを行なうもの。従来、ISDN回線および公衆電話回線の切り替えのために、ラインカードを差し替える作業が必要だった。両社で共同開発した『サービス共用形ラインカード』は、1枚で複数のサービスに対応できるため、電話局から遠隔操作でサービスの切り替えができることが特徴。NTTでは、サービス共用形ラインカードの導入によって、これらの切り替え作業が迅速かつ経済的に行なえるようになることを期待しているという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン