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グラフィックスソフトのスクリプトに伝染するウイルスが発見、シマンテックがワクチンの配布を開始

1999年05月20日 00時00分更新

文● 編集部 清水久美子

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グラフィックソフトのスクリプトに伝染する新種のウイルス“CS.Galadriel Virus”が、(株)シマンテックによって発見された。これは、カナダのコーレル社が販売するグラフィックソフト『CorelDraw』や『Corel Photo-Paint』で使用されているスクリプト言語を媒介して伝染するという。同ウイルスに感染したファイルのスクリプトが実行されると、そのファイルは同一のディレクトリー内にある未感染スクリプトを探し、最初に発見したスクリプトに感染する。症状としては、6月6日に特定のメッセージが表示されるという。

このウイルスのワクチンは、シマンテックのコンピューターウイルス研究所“シマンテック・アンチウイルス・リサーチ・センター(SARC)”において、ウイルス対策ソフト『Norton AntiVirus』のユーザーに対して21日から配布される。

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