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ワークフローの研究会、発足へ

1999年05月20日 00時00分更新

文● 編集部 中野潔

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ワークフローの研究会が、今夏の発足を目指して動き出した。“ビジネスプロセス革新協議会”(BPIA=Business Process Innovation Association)がそれ。BPIAの設立準備委員会の準備会合が4月28日に、第1回のBPIA設立準備委員会が5月12日に、それぞれ開催された。

ワークフローとは、コンピューターネットワークの力を借りて、業務プロセスの遂行を制御し、ホワイトカラーの生産性を上げようとするもの。BPIAの資料によると、英ロンドンに本部のあるWfMC(The Workflow Management Coalition=ワークフロー管理連合)では、ワークフローを次のように定義している。「ビジネスプロセス全体あるいはその一部の自動化であり、これによって文書・情報・タスクが、手続き規則の集合にしたがってある遂行者から他の遂行者(Participant)へ渡されるものである」--。

BPIAの設立準備委員長は、アクシスソフトウェア(株)(本社・東京都豊島区)の大塚裕章社長。また、発起人代表委員会委員長がプライスウォーターハウスコンサルタント(株)の倉重英樹社長、同副委員長が、(株)アルゴテクノス21の大岡正明副社長と中部産業連盟の竹内弘之専務理事となっている。

次回の設立準備委員会は、6月1日の予定。6月末までに100社程度の入会が見込めるとする見方がある。

なお、同準備委員会では、6月16日に東京で、会の趣旨の啓蒙も狙った無料セミナーを開く。日時が16日14:00から17:00までで、会場が東京・霞ヶ関のダイヤモンドホール。講師は、慶応大学の中島洋教授、前出、プ社の松川孝一リーダー、日本電気ソフトウエア(株)の貞金佳尚部長。詳しい案内は、末記のウェブページに掲載してある。

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