このページの本文へ

ロータス、Notesと会計/給与ソフトのデータ連携を行なうソフトウェアを発表

1999年05月19日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ロータス(株)は、同社のメッセージソフトウェア『Lotus Notes』と、サードパーティーの中小企業向け会計/給与ソフトウェアのデータを連携させるためのツール『ノーツ 会計/給与連携パッケージ』5製品を発表した。6月21日以降順次発売予定。

ロータス(株)の代表取締役社長、安田誠氏
ロータス(株)の代表取締役社長、安田誠氏



このノーツ 会計/給与連携パッケージは、Lotus Notes R4.6以降と組み合わせて使用する。対応する会計/給与ソフトウェアは、ピーシーエー(株)の『PCA会計』、『PCA給与』、(株)オービックビジネスコンサルタントの『TOP勘定奉行』、『TOP給与奉行』、(株)大塚商会の『Smile α財務』、『Smile α給与』、(株)ミロク情報サービスの『MICSNET財務大将Special/Superシリーズ』。Notesのワークフローで入力/承認された経費伝票や、勤怠、旅費などのデータを、それぞれの会計/給与ソフトウェアのデータに自動的に変換する。

PCA会計、PCA給与、TOP勘定奉行、TOP給与奉行、Smile α財務、Smile α給与の各対応製品が、それぞれ1ライセンス20万円。MICSNET財務大将Special/Superシリーズ対応の『ロータス ノーツ コネクター MICSNET対応版』が1ライセンス50万円。

ロータスの安田社長は、「昨年発売したNotesとOracleとのデータ連携製品の売り上げが好調で、こういったデータ連携製品を企画した。今後はこの製品をきっかけとして中堅企業にNotesを売り込んでいきたい」と述べた。

(株)ミロク情報サービスの代表取締役会長兼社長、是枝伸彦氏
(株)ミロク情報サービスの代表取締役会長兼社長、是枝伸彦氏



また、ロータス ノーツ コネクター MICSNET対応版の発表に合わせて、ロータスとミロク情報サービスが中堅企業向けの情報システムサービス分野で提携することが発表された。具体的には、ミロク情報サービスの全国の営業拠点において、両社のビジネスパートナーがユーザーへシステムを提案するための体制の整備や、システムのカスタマイズに関する技術情報の相互提供および、受注後のサポート活動を共同で行なうことなど。

ミロク情報サービスの是枝会長兼社長は「今までの中小企業中心のビジネスから、大企業相手にも幅を広げていきたい」と述べた。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン