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富士通、企業向けデスクトップパソコン『FMVシリーズ』11機種を発売

1999年05月19日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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富士通(株)は、企業向けデスクトップパソコン『FMVシリーズ』11機種30モデルを発売した。ラインナップは、マイクロタワータイプが『FMV-5350ML3』の1機種、ミドルタワータイプが『FMV-6550TX3/6500TX3』の2機種、デスクトップタイプは『FMV-6500DX3/6450Dx3/6433DX3c』の3機種、省スペースタイプが『FMV-6500CL3/6450CL3/6466CL3c/6400CL3c』の4機種、液晶ディスプレー一体型が『FMV-6400CX3c』の1機種。

全機種とも共通で“Windows 2000ReadyPCs”に対応する。また、PCIバスに標準で“Wakeup on LAN”対応の10/100BASE-TX対応LANインターフェースを搭載。OSの再インストールやメンテナンスをサーバーから実行する“リモートリカバリ機能”や、タイマーによるスケジュール運転“自動電源制御機能”を搭載する。同社のBTO(Build to Order)にあたる、カスタムメイドにも対応する。

マイクロタワータイプ

マイクロタワータイプの『FMV-5350ML3』は、CPUにAMDのK6-2-350MHzを搭載し、メモリーにはSDRAMを64MB搭載する(最大256MB)。HDDはUltra DMA/33対応の4.3GBを搭載し、最大32倍速のCD-ROMドライブを内蔵する。グラフィックスアクセラレーターには米Silicon Integrated Systems社製のSiS530(4MB)をオンボードで搭載する。モデルはWindows98搭載モデルのみ。価格は14万8000円で、6月中旬に出荷を開始する。

FMV-5350ML3
FMV-5350ML3



ミドルタワータイプ

ミドルタワータイプは、CPUにPentium III-500MHzを搭載する『FMV-6500TX3』と、Pentium III-550MHzを搭載する『FMV-6550TX3』が用意されている。

CPU以外の仕様は同じで、メモリーはECC付きのSDRAMを標準で64MB搭載する(最大768MB)。HDDはUltra DMA/33対応の6.4GBを搭載し、最大32倍速のCD-ROMドライブを内蔵する。グラフィックスアクセラレーターは(株)ダイアモンド・マルチメディア・システムズ製の『Viper V550』(16MB)を搭載している。両機種とも搭載するOS(Windwos 95/98/NT)でモデルがわかれており、合計2機種6モデルの構成となっている。価格はWindows 98モデルで6500TX3が33万8000円、6550TX3が39万8000円で、6月中旬に出荷を開始する。

写真は『FMV-6500TX3』
写真は『FMV-6500TX3』



デスクトップタイプ

デスクトップタイプは、CPUにCeleron-433MHzを搭載する『FMV-6433DX3c』、Penmtium III-450MHzを搭載する『FMV-6450DX3』、Pentium III-500MHzを搭載する『FMV-6500DX3』の3機種が用意されている。

CPU以外の仕様は同じで、メモリーはECC付きのSDRAMを標準で64MB搭載する(最大512MB)。HDDはUltra DMA/33対応の6.4GBを搭載し、最大32倍速のCD-ROMドライブを内蔵する。グラフィックスアクセラレーターはカナダのATIテクノロジーズ社製RAGE XL(8MB)をオンボートで搭載する。3機種とも搭載するOS(Windwos 95/98/NT)でモデルがわかれており、合計3機種9モデルの構成となっている。価格はWindows 98モデルで6433DX3cが22万8000円、6450DX3が25万8000円、6500DX3が31万8000円で、6月中旬に出荷を開始する。

写真は『FMV-6500DX3』
写真は『FMV-6500DX3』



省スペースタイプ

省スペースタイプは、CPUにCeleron-400MHzを搭載する『FMV-6400CL3c』、Celeron-466MHzを搭載する『FMV-6466CL3c』、Pentium-450MHzを搭載する『FMV-6450CL3』、Penrium-500MHzを搭載する『FMV-6500CL3』の4機種が用意されている。本体のサイズは幅88×奥行き330×高さ309mm、重さは約7kg。本体は縦置き/横置きが可能。

CPU以外の仕様は同じで、メモリーはSDRAM(6450CL3/6500CL3はECC付き)を標準で64MB搭載し(最大256MB)、HDDはUltra DMA/33に対応する6.4GBを搭載する。また、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵する。グラフィックスアクセラレーターはATIのRAGE XL(8MB)を採用している。4機種とも搭載するOS(Windwos 95/98/NT)でモデルがわかれており、合計4機種12モデルの構成となっている。価格はWindows 98モデルで6400CL3cが19万8000円、6466CL3cが22万8000円、6450CL3が25万8000円、6500CL3が31万8000円。6月中旬に出荷を開始する。

写真は『FMV-6400CL3c』
写真は『FMV-6400CL3c』



液晶ディスプレー一体型

液晶ディスプレー一体型の『FMV-6400CX3c』は、CPUにCeleron-400MHzを搭載し、メモリーはSDRAMを64MB搭載する(最大256MB)。HDDはUltra DMA/33に対応の6.4GBを搭載し、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵する。グラフィックスアクセラレーターはATIのRAGE LT PRO(4MB)を採用している。搭載するOS(Windows 98/NT)で2モデルあり、価格はWindwos 98モデルで37万8000円。6月中旬に出荷を開始する。

写真は『FMV-6400CX3c』
写真は『FMV-6400CX3c』

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