キヤノン(株)は、カラーインクジェットプリンター『WonderBJ』シリーズに3機種を追加し、24日より順次発売を開始する。
A3サイズに対応した『キヤノン バブルジェットプリンタBJ
F6000』
『BJ F6000』 |
『BJ F6000』はA3サイズ対応モデル。3種類のインクカートリッジの中から用途別に2個のカートリッジを選んでして印刷する独自の“デュアルカートリッジシステム”を採用している。また、合計304のノズルによるマルチノズルヘッド出力も可能。モノクロ時で毎分8枚、カラー時で毎分5枚(いずれもHSモード、A4印刷時)の印刷が可能となっている。
また、色の再現に人間の色彩感覚に近い手法を取り入れた画像技術“CCIPS
Level2”や、デジタルカメラやスキャナーから取り込んだ画像を自動的に補正する“フォトデータ補正機能”なども搭載している。最大解像度は、1440dpi×720dpi。
インクカートリッジは、通常濃度の『BC-31』に淡い濃度のフォトインクカートリッジ“BC-32フォト”(オプション)を組み合わせることで、中間色の色合いも再現できるという。また、モノクロ印刷については、顔料系ブラックインクを採用している。
なお、オプションとして、USBとパラレルの変換ケーブル、シリアルパラレル変換ケーブルも近日中に発売される予定。価格は6万9800円。
USBに標準対応した『キヤノン バブルジェットプリンタBJ F200u』
『BJ F200u』 |
『BJ F200u』は、3月に発売した『BJ F200』にUSBパラレル変換ケーブルを標準で同梱したモデル。インターフェースにUSBを採用したパソコンで利用することが可能になった。
機能面では、『BJ F6000』にも採用している“CCIPS Level2”や、“フォトデータ補正機能”を搭載。最大解像度は720dpi×360dpi、印刷速度はモノクロ時で毎分5枚、カラー時で毎分2枚。また、iMacの色に合わせた5色のネームタグも用意している。価格は3万9800円。
チタンカラーを採用した『キヤノン バブルジェットプリンタBJC-50v
Ti』
『BJC-50v Ti』 |
『BJC-50v Ti』は、昨年5月に発売したポータブルプリンター『BJC-50v』のボディー色に、チタンカラーを採用したモデル。1万台の限定生産となる。
赤外線通信機能を搭載しており、プリンターケーブルなしでパソコンから印刷データを受け取れる。また、カラーイメージスキャナカートリッジ『IS-12』(オプション)を装着することで、スキャナー機能を追加することが可能。Windows
CEにも対応しており、モバイル向けの製品となっている。
最大解像度は720dpi×360dpi、印刷速度はモノクロ時で毎分5枚、カラー時で毎分2枚。価格は5万9800円。
機種名 |
BJ F6000 |
BJ F200u |
BJC-50v Ti |
解像度 |
1400dpiラ720dpi |
720dpiラ360dpi |
720dpiラ360dpi |
印字方式 |
バブルジェット方式 |
バブルジェット方式 |
バブルジェット方式 |
印字方向 |
双方向印字 |
文字:双方向、イメージ/一部文字:片方向 |
文字:双方向、イメージ/一部文字:片方向 |
使用可能用紙サイズ |
A3、B4、A4、B4、B5、A5、ハガキ、レジャー、レター、リーガル、封筒など |
A4、B5、A5、ハガキ、レター、リーガル、封筒など |
A4、B5、A5、ハガキ、レター、リーガル、封筒など |
給紙可能枚数 |
普通紙約100枚、官製ハガキ約40枚 |
普通紙約50枚、官製ハガキ約20枚 |
普通紙約30枚、官製ハガキ約10枚 |
インターフェース |
双方向セントロニクスインターフェース(IEEE1294準拠) |
双方向セントロニクスインターフェース(IEEE1294準拠) |
双方向セントロニクスインターフェース(IEEE1294準拠/ECP対応)、IrDA Ver1.0/ASK対応赤外線通信機能 |
対応OS |
Windows 95/98/NT3.1 |
Windows 95/98/NT3.1/4.0 |
Windows 95/98/NT3.1/4.0/CE |
寸法 |
幅574×奥行き328×高さ205mm |
幅370×奥行き191×高さ161mm |
幅302×奥行き112.5×高さ49mm |
重量 |
6.8kg |
2.4kg |
900g |
価格 |
6万9800円 |
3万9800円 |
5万9800円 |
発売時期 |
5月24日 |
6月下旬 |
5月24日 |