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日本サスティナブル・コミュニティ・センターが視覚障害者向けインターネット講座

1999年05月18日 00時00分更新

文● 編集部 中野潔

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視覚障害者を対象としたインターネット講座が始まった。日本サスティナブル・コミュニティ・センターが主催し、社会福祉法人京都ライトハウスが協賛する。コースは、90分が合計15回で、受講料が3万円。場所は、京都市中京区の“デジタルスクールNeo”で、定員は3名。

“その1”は5月8日スタートのコース、“その2”は6月5日のコースで、既に受講者が決まっている。“その3”は、毎週金曜日9:15から10:45までで、7月2日にスタートし、10月15日までの15回。“その4”は、毎週金曜日11:00から12:30までで、8月6日にスタートし、11月19日までの15回。

主催者の話によると、視覚障害者30万人のうち、点字が読めるのは1割弱にすぎない。点字が読めない人にとっては、コンピューター画面、文字入力の状況、ウェブページの内容などを合成音声で読み上げる音声リーダーやホームページリーダーが役に立つ。これらにより、キーボードで入力できるし、電子メールを使えば、必要な情報の収集や交換が容易になる。

このコースでは、パソコンの電源やキーボードに触ったことのない初心者を対象とする。電源の入れ方、キーボード操作、かな漢字変換、音声ソフト、電子メーラーなどの操作が習得できる。自宅での情報受発信が可能になる。

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