(株)東芝は、光学レンズ一体型パッケージを採用したCMOSイメージセンサー『TCM5023LU』と『TCM5020LU』を開発、サンプル出荷を開始した。TCM5023LUがRGB原色カラーフィルターモデル、TCM5020LUが白黒フィルターモデルとなる。価格は両製品とも3000円。
発表されたCMOSイメージセンサーは、1/7インチ光学サイズで、面積100平方ミリメートル、高さ6ミリメートルを実現した光学レンズ一体型パッケージ。有効画素数は、352×288ドットで約10万画素。動作電圧は2.8V、消費電力は15mW。CIF(Common
Intermediate Format)に対応し、ノートPCや携帯電話などの内蔵カメラに適するという。従来のCCDを使用したカメラシステムに比べて約1/5となる低消費電力が特徴。