このページの本文へ

シャープ、英日翻訳ソフト『PowerE/J 翻訳これ一本! Ver.4.0』を発売

1999年05月17日 00時00分更新

文● 編集部 清水久美子

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

シャープ(株)は、英日翻訳支援ソフト『PowerE/J』を『Ver 4.0』にバージョンアップし、29日に発売する。価格はスタンダード版の『PowerE/J 翻訳これ一本! Ver.4.0』が7000円、大修館書店の『ジーニアス英和辞典』と小学館の『プログレッシブ和英中辞典』の電子辞書を収録した『PowerE/J 翻訳プラス辞書これ一本! Ver.4.0』が1万2000円。両製品とも、ほかに学習研究社の『英和辞典』、『和英辞典』、『国語辞典』、『漢和辞典』を搭載している。

    

『PowerE/J 翻訳これ一本! Ver.4.0』(左)と『PowerE/J 翻訳プラス辞書これ一本! Ver.4.0』(右)『PowerE/J 翻訳これ一本! Ver.4.0』(左)と『PowerE/J 翻訳プラス辞書これ一本! Ver.4.0』(右)



新機能として、訳したいところだけを選択し、キーボードの“Ctrlキー”とマウスの“右クリック”を同じに押すだけでその場で辞書引き、訳振りができる“ここだけ翻訳”機能を搭載。分からない単語や、連語の部分だけ訳すことができる。

訳振り機能はそれぞれの単語ごと翻訳するので、直接文章を翻訳する場合に比べて精度が向上するという
訳振り機能はそれぞれの単語ごと翻訳するので、直接文章を翻訳する場合に比べて精度が向上するという



『翻訳プラス辞書これ1本!』を使用した場合は、『ジーニアス英和辞典』で検索され、訳語、発音記号、語義、語法などが表示される。『翻訳これ1本!』を使用した場合は、翻訳用辞書で検索され、訳語のみが表示される。また、ブラウザーやWordなどを起動させたまま訳すことが可能なので、アプリケーションを切り替える必要がなく、より簡単に翻訳することができるという。

そのほか、“ヘッドライン翻訳”が改良された。例えば、ニュースなどのタイトル部分は省略など特殊な表現が多いが、翻訳エンジンを改良することで、タイトル部分も従来に比べて正確に翻訳できるという。

ブラウザーの“取り込みボタン”をクリックし、翻訳したい英文のホームページをためておいて、後からオフラインでまとめて訳すことも可能。一括翻訳のほか、要約翻訳もできる。

なお、『Ver 2.0』、『Ver 3.0』からのアップグレード版の価格は5000円。アップグレードサービスの詳細については、同社ホームページで案内される予定。対応OSは、Windows 95/98/NT4.0。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン