TVとINTERNET
TV業界でも有名なMac使いである讀売テレビ放送(株)、結城豊弘氏を中心に進められたのが“Mac大好きトーク”。結城氏は“THEワイド”のプロデューサーとしも有名。初日は大阪電気通信大学助教授、魚井宏高氏と、同じく讀売テレビ放送株式会社、山本一宗氏を迎えて近未来のTVとINTERNETについてのトークが行われた。編集部注：“読売”の用字については、記者(正月氏)の流儀に従った。
芸能裏話で観客を和ませたあと、TV現場での現状を紹介。小型DVカメラとノート型パソコンを使った速報性の高い情報発信が既に可能になりつつあるという。しかしデータの劣化しないデジタル機器は個人でも扱える。情報発信者として“メディア”と“パーソナル”の垣根が低くなることに関しては、TV業界も情報受信者側も変わる必要を感じるという。
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| “Mac大好きトーク”の様子。左は大阪電気通信大学助教授、魚井宏高氏。中央は讀売テレビ放送株式会社、結城豊弘氏。右は、讀売テレビ放送株式会社、山本一宗氏 |
現在の民放地上波のように受信者が情報を無料で受け取れるのと違い、インターネットでは、自分から情報を取りに行く必要がある。その場合、“情報の信用度”に関してはまだまだアドバンテージがTV業界にはある。しかし組織として今以上に軽いフットワークが求められることも大きな課題の1つであるとして締めくくった。
Macintosh最新事情
2日の講演会には、(株)毎日コミュニケーションズのMac Fan3誌総編集長、滝口直樹氏とMacTV-Jナビゲーター、石井めぐみさんが登場した。 |
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| 滝口編集長講演会。左は、(株)毎日コミュニケーションズMac Fan3誌総編集長、滝口直樹氏。右はMacTV-Jナビゲーター、石井めぐみさん |
今年2月に行なわれた“MACWORLD Expo/Tokyo'99”に関しての切り口から始まった講演では、2人の息もぴったり合い、非常にテンポよく進んだ。その後Macintosh最新事情を紹介。ワールドワイドに展開する米アップルコンピュータの年間スケジュールに注意し、デマなどに惑わされないようにすることが大切と語った。
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| 滝口編集長講演会場の様子 |
また最近のiMacユーザーに多い、メールだけを利用するユーザーに関しては、不安を感じることもあるという。日本には素晴らしソフトハウスやサードパーティーの製品があるので、Macintoshの可能性を自ら閉じ込めるのではなく、いろいろなことにチャレンジして欲しいとメッセージを送った。
