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チェック・ポイント、VPN製品および技術についてのロードマップを発表

1999年05月12日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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イスラエルのチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社は、同社が提供するエンタープライズ市場向けVPN(Virtual Private Network)製品のロードマップを発表した。

・PKI(公開鍵交換基盤)のサポート

同社では、第3四半期から順次、PKI(Public Key Infrastructure)サポートを追加していく。また、『Check Point VPN-1』の機能として、複数のベンダーから発行される認証の要求、検証、および使用を同時に行なえるようにする。

・イントラネットのVPNおよび透過的なユーザー・ベース権限

企業イントラネット内のアプリケーション・サーバーとクライアント間のアクセス制御を含めたVPN通信を可能にする“バーチャルプライベートLAN”技術の発表を予定している。

・VPNトラフィックを最適化するためのサービス品質の統合

同社の『FloodGate-1』と『VPN-1』を拡張統合することで、インターネットベースのVPNに対するサービス品質を改善する。また、インターネットの帯域幅の利用度を10倍以上高めるデータ圧縮技術を提供する予定。

・透過的なフェール・オーバーと信頼性を可能にする高可用性

複数のVPNゲートウェーに渡るIPSec IKE接続を同期させる技術を用いて、透過的なフェール・オーバーとVPN接続の転送を提供する。また、同社のVPNクライアントソフト『VPN-1 SecuRemote』に、リモートアクセス機能を追加する予定。

・ハイパフォーマンスなVPNのためのスケーラブルなクラスタリング

複数の『VPN-1 Gateway』にVPN通信を分散することで、パフォーマンスおよびスケーラビリティを向上させる。すべてのVPN-1製品を統合することで、分散されたインプリメンテーション下での集中管理が可能となる。

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