日本テキサス・インスツルメンツ(株)は、複数のDSPとPCIバスを接続するPCI-DSPブリッジ『PCI2040』を発表した。
PCI2040は、PCIバスとDSPを接続するためのFPGAやASICなどのロジックを必要とせず、システム開発を簡略化できるのが特徴。対応するDSPは同社の『TMS320C54x』と『TMS320C62x』。最大4つのDSPに同時接続可能で、“コンパクトPCIホットスワップ”規格に準拠する。3.3Vおよび5VのいずれのPCIバスにも対応する。
PCI2040は、144ピンTQFPと12×12mmのμスターBGAパッケージが用意されている。サンプル出荷はすでに始まっており、量産開始は今年の第2四半期を予定している。価格は1000個ロット時で10ドル(約1190円)。