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日本HP、障害発生時に迅速にシステム復旧できるDATドライブを発表

1999年04月26日 00時00分更新

文● 編集部 山本誠志

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日本ヒューレット・パッカード(株)(日本HP)は、障害発生時のデータ復旧作業を迅速・簡素化する機能を搭載したDATドライブ『HP SureStore DAT8/24』を発表した。

HP SureStore DAT8/24は、“HP OBDR(One Button Disaster Recovery)”と呼ばれる機能を搭載する。HP OBDRに対応するDATドライブとコンピューター本体、バックアップソフトを組み合わせて使うことで、障害発生時のデータ復旧作業を迅速・簡素化できるというもの。障害からの復旧時には、コンピューター側がDATドライブをブート可能なCD-ROMドライブとして認識、必要最小限のOSとデータリストアのプログラムが自動的にHDDにコピーされた後、通常のリストア作業が終了するのを待つだけとなる。

HP OBDRに対応するPCサーバーは、現在、同社の『HP NetServer E50/60』と『HP NetServer LC3』、および『HP Kayakシリーズ』全機種。また、HP OBDR対応バックアップソフトとして、同社の『Colorado Backup II』がある。

SureStore DAT8は、DDS2に対応し、容量は8GB、価格は19万8000円。SureStore DAT24は、DDS3に対応し、24GBの容量を持つ。価格は25万8000円。2モデルとも、出荷開始は5月1日を予定している。また、6月以降は、SureStore本体にバックアップソフトColorado Backup IIを同梱する予定。

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