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米IBM、Windows CE搭載のノート型PDA『IBM WorkPad z50』を発表

1999年04月22日 00時00分更新

文● 編集部 鹿毛正之

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米IBMは20日(現地時間)、OSにマイクロソフトのWindows CEを採用したノートブック型PDA、『IBM WorkPad z50 mobile PC companion』(以下、WorkPad z50)を発表した。北米内で5月4日に発売される予定で、価格は999ドル(約12万円)。また、米シカゴで21日から開催されている“Mobile and PDA Expo”にて、WorkPad z50の実機を一般に公開した。

画面が少し小さいことを除けば、ThinkPadと外観はほとんど変わらない。画面の右側にある白いボタンを使って、コントラストとブライトネスを調節できる
画面が少し小さいことを除けば、ThinkPadと外観はほとんど変わらない。画面の右側にある白いボタンを使って、コントラストとブライトネスを調節できる



WorkPad z50は、IBMとして初めてWindwos CEを採用した製品となる。形状はThinkPadと同様のノート型だが、CPUにNEC製のVR 4121-131MHzを採用している点がノートパソコンとは異なる。

また、厚みはフタを閉めた状態で1インチ(約2.5センチ)に抑えられており、IBM製のノート型デバイスとしてはもっとも薄い部類に入る。

WorkPad z50の主なスペック
CPU VR 4121-131MHz
OS Windows CE - H/PC Professional Edition version3.0
メモリー ROM-20MB、RAM-16MB(最大48MB)
VRAM 4MB
HDD なし、IBM MicroDrive(340MB)をオプションで搭載可能
ディスプレー 8.2インチDSTNカラー液晶(640×480ドット)、6万5536色表示
モデム 内蔵33.6Kbps
ポインティングデバイス トラックポイント
バッテリー リチウムイオン(最大連続利用時間8時間。大容量バッテリー使用時16時間)
スロット PCカードスロット×1(Type I/II/III)、コンパクトフラッシュ専用スロット×1
サウンド 内蔵マイク、モノラルスピーカー
インターフェース モデム、シリアル、VGA出力、IrDA、オーディオ出力、マイク入力、ドッキングクレードルポート
サイズ 幅10.2×奥行き8.0×高さ1.0インチ(約255×200×25mm)/2.6ポンド(約1.17kg)


インストール済みソフトは、Microsoft Pocket Office、Microsoft Pocket Outlook、Microsoft Voice Recorder、Microsoft Pocket InternetExplorer、Microsoft Expedia Pocket Streets 98といったおなじみのポケットシリーズ。インターネット接続用のIBM Global dialer(IBM NET接続用ツール)とIBM Mobile Connect client software。ツール類のbPrint、bFaxPro、bUseful Backup。そして、パソコンと連携をとるためのWindwos CE Serviceとなっている。

付属のドッキング・クレードルは電源を供給するほか、パソコンとの接続ポートを備えている。通信関係は、33.6Kbpsのモデムを内蔵。また標準でIrDAポートも備える。

ドッキング・クレードルとは、底面のコネクターで連結される
ドッキング・クレードルとは、底面のコネクターで連結される



キーボードはThinkPadと共通の配列を採用し、キーサイズはThinkPadに比べ約95%の大きさを確保している。ファンクションキーの位置にはアプリケーションのラウンチキーが12個配され、ユーザーが機能を自由にアサインすることもできる。

PDAとしての特徴は、本体右側面に用意されたコンパクトフラッシュ用スロットだ。このスロットにはIBMが第2四半期の発売を予定しているIBM MicroDrive(340MB)を搭載することが可能。

本体の左側面。左からVGA出力、コンパクトフラッシュスロット、IrDAポート、シリアルポートが並んでいる
本体の左側面。左からVGA出力、コンパクトフラッシュスロット、IrDAポート、シリアルポートが並んでいる



本体にはマイクとスピーカーが内蔵されており、インストールされているMicrosoft Voice Recorderを利用してボイスメモを録音することもできる。

なお、北米市場では5月4日からの発売がアナウンスされているが、日本国内での発売は未定となっている。

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