19日(米国時間)、米アップルコンピュータ社は、『QuickTime 4』をベースとしたビデオおよび音声をインターネットにおいてストリーミングするためのサーバーソフトウエア『QuickTime
Streaming Server』を発表、オープンソースの技術としてダウンロードできることも加えて発表した。なお、オープンソースの『QuickTime
Streaming Server』は、『Mac OS X Server』の機能拡張となり、『Darwin
Streaming Server』として、同社のサイトよりダウンロードできる。
『QuickTime Streaming Server』は、標準的なRTPおよびRTSPプロトコルに対応しており、として組み込まれる。『Mac
OS X Server』で使用した場合、ビデオと音声のストリーミングで同時に1000を超えるコネクションをモデム速度で動作させることが可能だ。なお、『Mac
OS X Server』は米国において販売されており、価格は499ドル(約5万3000円)。日本国内での販売はまだ開始されていない。
また、アップルコンピュータ社は、米IBM社の『VideoCharger multimedia
server』と米SGI社の『WebFORCE MediaBase media streaming system』が、QuickTime
Streaming Serverの採用を明らかにしていることも併せて発表した。