19日(米国時間)、米国アップルコンピュータ社は、動画データの事実上の標準の1つ、『QuickTime』の最新バージョン『QuickTime
4 Preview Release』を公けにした。同社のQuickTime専用サイトにおいて公開、Macintosh版とWindows95/NT版のダウンロードサービスを開始した。編集機能も持つQuickTime
4 Proは29.99ドルで、現在のQuickTime 3.0 Proのライセンス・ユーザーは無償アップデートできる。ダウンロードの方法を、末記に示した。
 | QuickTime Playerのコントロール画面 |
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今回のQuickTime 4では、標準的なRTPおよびRTSPプロトコルを使ったインターネットストリーミングを実現している。QuickTimeは、すでに数多くのマルチメディアフォーマットを取り込んでいる。今回のPreview
Releaseでは、デジタルオーディオフォーマットの事実上の標準候補と目されている『MP3(MPEG
1-Audio Layer III)』を採用している。マクロメディア社のFlashフォーマットやライブピクチャー社のFlashPixといったフォーマットもサポートしている。
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| MP3のファイルもドラッグ&ドロップで問題なく再生する |
QuickTime 4 Preview Releaseは、『America Online 3』以降、『Microsoft Internet
Explorer 3.x』以降、『Netscape Navigator 3.x』以降で動作する。
なお、QuickTime4については、昨日、KNNの神田敏晶氏がラスベガスで開催中の“NAB
'99”のリポートで、同社ブースにおいて紹介されたことを報じている。
