コンパックコンピュータ(株)は、『コンパック Linuxビジネス戦略』として、Linux関連事業を日本市場で本格的に展開することを発表した。
同社では、今年後半から企業情報システムへのLinuxの導入が進むと予測した上で、Linuxシステム構築へのユーザーニーズに応えるものとしている。具体的には、『ProLIantファミリ』、『AlphaServerファミリ』、『Professional
Workstationファミリ』の全10モデルをLinux対応モデルとしてラインナップする。それぞれのモデルの価格は、各販売代理店がLinuxサポートを含めて設定する方針。
同社は同時に、『COMPAQ Tru64 UNIX』の開発環境をLinux/Alphaシステムへのポーティングや、同社の販売パートナーに対するLinuxの技術支援、Linux稼動検証やLinux関連情報をウェブで提供する『コンパックLinuxコンピテンシセンター』の設立などを発表している。