富士通(株)は、インターネット上でチャットや情報提供に利用できるシステム『3D-Communicator』を発売した。価格は1サーバーあたり250万円で、企業や官公庁を対象に販売する。対応OSはWindows
NT 4.0。6月末にはSolaris対応版の出荷を予定している。なお、クライアントはInternet
Explorer(4.0以降)のプラグインとなる。
3D-Communicatorは、仮想的な3次元空間内で他のユーザーとコミュニケーションをとったり、情報提供などのサービスを受けることができる。ユーザーは“アバター”と呼ばれるキャラクターを操作して、仮想空間内を自由に歩くことができる。3D-Communicatorの世界となる3次元空間とアバターは、3次元データを記述する言語“VRML97”によって記述される。