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パシフィック・ハイテックのクリフ・ミラー社長がLinuxをテーマに外国人記者クラブで講演

1999年04月14日 00時00分更新

文● 編集部 清水久美子

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(財)日本外国特派員協会(FCCJ)は、Linuxをテーマとした講演会を開催した。講師はパシフィック・ハイテック(株)の社長兼CEOのクリフ・ミラー氏で、“Linux革命―コンピューター産業の新しいビジネスモデル”をテーマに講演を行なった。

パシフィック・ハイテック クリフ・ミラー氏
パシフィック・ハイテック クリフ・ミラー氏



FCCJは、日本に駐在する外国人記者やジャーナリストが中心となって結成した会員制クラブ。国内外の企業のトップ、芸術化、スポーツ選手などを招いて年に80~90回昼食会兼記者発表を実施している。今回の講演会もこの1つとして開催された。

パシフィック・ハイテックはLinux商用ディストリビューションパッケージの1つである『TurboLinux』の開発元。現在、日本をはじめ中国などアジアへのビジネス拡大も精力的に行なっている。

講演会では、Linuxの概要から始まり、日本アイ・ビー・エム(株)や日本オラクル(株)、日本電気(株)など大企業が次々とサポートを発表しているLinuxを取り巻く現状、また、Windows NTとの比較によるLinuxの可能性といった話題が中心となった。

ランチョンパーティー形式で行なわれた講演会には約100人が参加した
ランチョンパーティー形式で行なわれた講演会には約100人が参加した



今回の主催がFCCJということもあり、講演会は英語で行なわれた。約100人の参加者のうち、外国人ジャーナリストと日本人が半分ずつという割合であった。報道関係者だけでなく、パシフィック・ハイテックのビジネスパートナーといった関係者なども参加していたようだ。

パシフィック・ハイテックでは、5月にクラスターサーバー製品を発表する予定。また、同社が販売するLinuxパッケージ『TurboLinux』の最新版『TurboLinux 4.0』の発売は7月初旬になるという。

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