民間の調査会社である米Internationa Data Corporation社(IDC)は、世界の情報化進展の動向を示す指標である“1999
IDC/World Times Information Society Index”(ISI)を発表した。これによると、日本の情報化指数は世界第5位。なお、1位米国、2位シンガポール、3位スウェーデン、4位オーストラリアの順となっている。
ISIは'97年の実績値と'98年の推定値を発表するほか、情報、インターネット、コンピューター、社会情勢という4つのカテゴリーに分類された23の変数について、2002年までの予測を含めた評価を行なっている。IDCは、「シンガポールのような小さな国が、日本やイギリスなどの先進国よりも情報化における進歩を遂げている」と解説している。