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新アトラクション『ファンハウスエクスプレス』が登場――“ナムコ・ワンダーエッグ3”がリニューアルオープン

1999年04月05日 00時00分更新

文● 報道局 清水久美子

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 (株)ナムコは、東京・二子玉川園にある屋外型テーマパーク“ナムコ・ワンダーエッグ3”を3日、リニューアルオープンした。当日、“オープニングイベント”が開催され、新アトラクション『ファンハウスエクスプレス』などがお披露目された。

オープンを待つ来場者の列。先着100名には1日フリーパスポートが60パーセント引きで購入できる『割引特典付きプレミアムピンズ』もプレゼントされていた
オープンを待つ来場者の列。先着100名には1日フリーパスポートが60パーセント引きで購入できる『割引特典付きプレミアムピンズ』もプレゼントされていた



 『ファンハウスエクスプレス』は、大型スクリーンに、CGアニメーションに連動して56人乗りのシートが激しく揺れるアトラクション。1秒に60コマというから、映像や通常のビデオの秒24コマ、30コマより、品質面で大きく優る。道化師『Jimmy』の案内で、彼が創り出した“ファンハウス”と名付けられた世界へ、アドベンチャーの旅に出発する、というものだ。

『ファンハウスエクスプレス』の1コマ。左に見えるキャラクターが道化師『Jimmy』
『ファンハウスエクスプレス』の1コマ。左に見えるキャラクターが道化師『Jimmy』



 早速、記者(清水)もこのアトラクションを体験してみた。道化師『Jimmy』のキャラクターを見るかぎり、「子供向けだろう」などとタカをくくっていたのだが、実際はスクリーンの動きに合わせて、シートがものすごいスピードで揺れる。しかもこの激しさは尋常ではない!シートに座ると安全バーが降りてきつかまれるのだが、記者は、振り落とされないように、体をぶつけないようにとこのバーに必死につかまり通しであった(というわけで、ストーリーはほとんど覚えていない…)。安全バーはベルト式ではないため体を支えることはできない。

 実際の体験から判断すると、激しい動きについていけない小さな子供ではなく、大人向きのアトラクションだろうと思われる(注意書きにも案の定、身長110cm未満の方は利用できず、また小学生未満は中学生以上の付き添いが必要と書いてあった)。

 また、『ファンハウスエクスプレス』のオープンに合わせた企画も用意されている。パークを巡って隠されたキーワードを集める“道化師Jimmyの不思議ラリー”が11日まで開催されている。

 今後は、29日に『ワンダーアドベンチャー~ドルアーガの塔・外伝~』がオープンする予定。2人1組のペアが、勇者“ギル”とその恋人“カイ”に扮して“ワンダーエッグ”ゾーンと“たまご帝国”ゾーンを巡り、パーク内に仕掛けられた7つのゲームに挑戦する。それぞれのゲームにはレベルがあり、クリアしたレベルにより、割引パスポートなどがプレゼントされるという。

テーマパーク内にある“ワンダーエッグ”ゾーンと“たまご帝国”ゾーンを結ぶ『時空(とき)の橋』も開通した。後ろに見えるのが“たまご帝国”に設置された新アトラクション『ファンハウスエクスプレス』
テーマパーク内にある“ワンダーエッグ”ゾーンと“たまご帝国”ゾーンを結ぶ『時空(とき)の橋』も開通した。後ろに見えるのが“たまご帝国”に設置された新アトラクション『ファンハウスエクスプレス』



 “ナムコ・ワンダーエッグ3”の開園は、2000年12月31日まで。閉園に向けて、カウントダウンSpecial“Go!Go!21世紀”などを実施する。“カップル川柳コンテスト”、“マンスリーカウントダウンクイズ”などのイベントが開催される。

 同社によれば、'92年の2月にオープンした“ナムコワンダーエッグ1”の来場者数は約325万人、'96年7月にオープンした“ナムコワンダーエッグ2”では約136万人としている。なお、“ナムコワンダーエッグ3”の入場見込みは公表していない。

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