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【CeBIT 99レポート Vol.6】G400など新グラフィックチップのデモ多数

1999年03月24日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 CeBIT 99では、グラフィックスチップやグラフィックスボードの新製品の出展も多く見られた。昨年末に、カナダのATi社から『RAGE128』が発表されたことで、一段落したかに思えたグラフィックチップの発表ラッシュだが、まだまだおさまる気配はなさそうだ。いまや、グラフィックスチップはパソコンの部品として、最も競争が激しいものの1つになっている。



 コーポレートロゴマークを一新し、2000万ドルをかけたキャンペーンを実施している米3dfx社のブースでは、先頃発表された『Voodoo3 2000』、『Voodoo3 3000』を搭載したパソコンを多数用意。来場者にゲームを自由にプレーさせていた。ドイツでもVoodoo人気は高いようで、ブースは常に大混雑。



 AGPへの対応で出遅れた米S3社だが、AGP×4に対応した新グラフィックスチップ『Savage4』が好調。同チップを採用したグラフィックスボードが、米ダイアモンドマルチメディア社やシンガポールのクリエイティブプロダクツ社から発表されるなど、少しずつ元気を取り戻してきている。



 カナダのATi社は、メーカーへのOEM供給に加え、グラフィックスボードを自前で製造している強みを生かして、グラフィックスチップのトップメーカーになった。新チップ『RAGE128』は少しばかり市場投入が遅れたものの、その優位性は保たれたままだ。

ビデオメモリーが32MBと8MBのグラフィックスボードを用意し、同じ3Dゲームを走らせることで表現力の差を見せるデモンストレーション。左の方(32MB)は解像度もテクスチャーもずっと細かい
ビデオメモリーが32MBと8MBのグラフィックスボードを用意し、同じ3Dゲームを走らせることで表現力の差を見せるデモンストレーション。左の方(32MB)は解像度もテクスチャーもずっと細かい





 2D表示能力の高さと画面のシャープさで人気のある製品をリリースしている、カナダのMatrox社のブースでは、『G100』、『G200』に続く新3Dチップ『G400』の画面を初公開。

G400の画面。実際にはこの4種類のテクスチャーを貼り付けた四角が、ゆらゆらと波打っている。G400搭載ボードは、夏までには発売されるという。価格は未定
G400の画面。実際にはこの4種類のテクスチャーを貼り付けた四角が、ゆらゆらと波打っている。G400搭載ボードは、夏までには発売されるという。価格は未定





 米ダイアモンドマルチメディア社のブースでは、RIVA TNT2搭載の新製品『Viper 770』を使ったパソコンを2台接続し、レースゲームを動かしていた。

 日本でもグラフィックスボードを販売する、ドイツのパソコン周辺機器メーカーエルザ社もSavage4を搭載した『WINNER II』、RIVA TNT2を搭載した『ERAZOR III』、『Synergy II』を発表した。

『Synergy II』
『Synergy II』



 台湾のマザーボードメーカー各社も3Dグラフィックスボードには熱心で、発売予定の製品をいくつも展示していた。

台湾Gigabyte社のSavege4搭載グラフィックスボード『GA-650』
台湾Gigabyte社のSavege4搭載グラフィックスボード『GA-650』



台湾MicroStar社の『MS-8802』、米nVIDIA社の『RIVA TNT2』を搭載
台湾MicroStar社の『MS-8802』、米nVIDIA社の『RIVA TNT2』を搭載



台湾AOpen社のグラフィックスボード『PA-300』。同じく台湾のSiS社の3Dグラフィックスチップ『SiS300』を搭載
台湾AOpen社のグラフィックスボード『PA-300』。同じく台湾のSiS社の3Dグラフィックスチップ『SiS300』を搭載

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