ソニー(株)は、デジタル静止画/動画を管理するソフト『ピクチャーギアVer.3.2』を4月15日に発売する。今回、新たにデジタル写真の業界標準統一規格であるDCF(Design
rule for Camera File System)に対応したため、写真の撮影日での画像検索が可能になった。また、使ったカメラの機種、メーカー、シャッター速度、絞りなどの情報を表示する機能が加わった。
さらに、200万画素レベルの大きい画像でも、ディスプレーのウィンドウサイズに合わせて、縦横比率、ズームレベルを自動的に割り出して画像を表示する、フレキシブルウインドウ機能を新しく装備した。
対応動画フォーマットには、これまでのMPEGとAVIフォーマットに加え、QuickTime3.0フォーマットを追加した。
同ソフトを使うと、デジタル静止画/動画の管理だけでなく、パノラマ写真の作成、ラベル作成、動画の管理、動画から静止画の抽出などが可能になる。今回、ラベル作成機能の文字入力機能を改善、ラベルテンプレートを追加した。
画像を表示するスライドショー機能には、BGM付きのエフェクトを数種類盛り込んだため、表現力豊かなスライドショーが可能になった。作成したスライドショーは、スクリーンセーバーとして利用できる。
対応OSは、Windows 95/98/NT 4.0。価格は9800円。