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ジャストシステム、ついにLinuxネイティブ対応の『ATOK』を発表――同社サーバ製品は順次Linuxに対応

1999年03月16日 00時00分更新

文● 風穴江、報道局 清水久美子

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 (株)ジャストシステムは、Linux対応ソフトウェアの第1弾として『ATOK for Linux(仮称)』を7月に発売すると発表した。また、Java2で採用された日本語入力プロトコル“IIIMP”をサポートしたクライアントサーバー型日本語入力システム『ATOK Server for Linux(仮称)』も、すでに開発意向表明をしている同NT版よりも優先的に開発を進め、9月に製品としてリリースする方針を明らかにした。

(株)ジャストシステム代表取締役 浮川和宣社長 「Linuxでも“入れ立てのお茶を”」 (株)ジャストシステム代表取締役 浮川和宣社長 「Linuxでも“入れ立てのお茶を”」



 『ATOK for Linux(仮称)』は、Linuxのネイティブアプリケーションとして開発されるもので、Windows版やMacintosh版に提供されている最新バージョンとなる『ATOK12』相当の機能が実装されるという。

 同社では、Linuxを重要な開発ターゲットとして位置付けているといい、今後、同社のサーバ製品は順次Linuxに対応させていくとしている。またLinuxのデスクトップ環境に対しては、ATOKをネイティブで対応させるほかは、当面はすでに発表している『一太郎ARK』のようなJava2ベースのアプリケーションで対応するとしている。

(株)五橋研究所代表取締役 窪田敏之氏 「日本語版『RedHat Linux』へバンドルも検討中」(株)五橋研究所代表取締役 窪田敏之氏 「日本語版『RedHat Linux』へバンドルも検討中」



パシフィック・ハイテック(株)アイリス・ミラー副社長。いつものクリフ・ミラー社長に代わって出席した パシフィック・ハイテック(株)アイリス・ミラー副社長。いつものクリフ・ミラー社長に代わって出席した

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