ロータス(株)は、個人情報管理ソフトの新バージョン『ロータス
オーガナイザー 2000』を4月16日に発売する。価格は3800円。対応OSはWindows
95/98/NT4.0。全国のショップのほか、同社のオンラインショップサイト“ロータス ストア”でも販売する。
画面はシステム手帳のデザインで、カレンダーやスケジュール内容、ToDo(作業日程管理)、記念日などを表示可能。スケジュールは複数人分を表示できるようになった。また、連絡先データと、カレンダーやToDoデータが相互に連携。例えば、ToDoに入力した作業日/内容/相手先などはカレンダーに反映され、さらに登録した相手の電話番号やメールアドレスも参照できる。過去のコンタクト履歴も確認可能。
また、従来製品に比べて入出力支援機能を拡張。会社名を登録するとデータを検索し、以前登録したものがあれば、その住所等を自動表示する。郵便番号からも住所を検索可能。オーガナイザーを起動しなくても予定や連絡先などを作成できる“イージークリップ”機能、連絡先データを一覧表示し他のアプリケーションにコピーできる“クイックアウト”機能などを搭載する。
住所録データは、携帯電話に登録された電話番号データと連携し、相互で自動更新可能なほか、はがき作成ソフトの住所録データともデータ交換できる。
さらに電子メールソフトと連携し、連絡先へ登録したメールアドレスを指定してボタンをクリックするだけで、通常使用しているメールソフトを自動的に起動しメッセージを送信可能。また、10円メールサービスを利用してメールを送受信できる“10円メールMaster”、ページャー(ポケットベル)『インフォネクスト』にスケジュールを送信できる“ポケットスケジューラ”を搭載する。
そのほか、カレンダーや電話番号データなどを日本法令やヒサゴの専用システム手帳リフィルへ印刷可能。LDAP(Lightweight
Directory Access Protocol:ディレクトリーサービスの国際標準X.500をインターネット向けに軽量、簡素化したサービスプロトコル)、vCard(電子的な名刺交換の標準フォーマット)、vCalender(スケジュール管理用標準フォーマット)、iCalender(インターネット経由でのスケジュール管理用フォーマット)といったデータ形式もサポートする。
今回のバージョンでは、パッケージを一新しコンパクトなCDジャケットサイズに変更。また、ペーパーマニュアルをデータ化したオンラインマニュアルを添付することで低価格化を実現したという。さらにオプションとして、付属のオンラインマニュアルよりも詳細な情報を収録したマニュアルセット(2800円)、携帯電話接続用ケーブル(シリアルポート、2800円)を用意。オーガナイザー
2000、マニュアルセット、携帯電話接続用ケーブルの3点セットも8000円で発売する。