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NTT、毎秒3Tbitの光伝送実験に成功

1999年03月11日 00時00分更新

文● 報道局 西川ゆずこ

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 日本電信電話(株)は、1本の光ファイバーで毎秒3Tbit(1秒間に3兆bit)を40km伝送する光伝送実験に成功したと発表した。毎秒3Tbitの信号は、スーパーコンティニウム光源を利用して、NTTが開発した超広帯域増幅器を介して19チャンネルを一括して増幅、光ファイバーで伝送させる。受信側では、光合波器の入口出口を逆にした光分波器によって、毎秒3Tbitの信号を波長ごとに分離し、1チャンネルあたり毎秒160Gbitの信号にして取り出した。これにより、21世紀の情報伝送量に対応できるとしている。

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