インフォテリア(株)は、XMLベースの開発を容易にする製品群『XML
Solution Components』を5月から7月にかけて順次出荷する。同製品は、Microsoft
AccessのデータをXML形式で抽出する『iAccess』、XMLファイルをHTMLファイルに変換する『iHTML』、POP3/SMTP上でXMLファイルをやり取りする『iMessage』、ノーツデータをXML形式で抽出する『iNotes』、OracleデータベースのデータをXML形式で抽出する『iOracle』、XMLデータの入力、編集が可能な『iPad』、ルール定義によりXMLデータを抽出する『iRule』の7つのコンポーネントからなるソフトウェア製品群。
例えば、『iOracle』では、XMLデータをオラクルデータベースに保管でき、逆にオラクルデータベースのデータをXMLファイルとして取り出すことができる。また『iHTML』では、XMLファイルをHTMLファイルに変換できるため、ブラウザーに依存せずXMLシステムの環境を使用できるという。製品は実行形式、WindowsのCOM形式、C++のライブラリーとして提供される。価格は未定。システムインテグレーターを中心に販売していくという。11日より同社のウェブサイトより『iHTML』評価版の無償ダウンロードが可能。
また、同社が開発したXML処理エンジン『iPEX』英語版の出荷も開始した。価格は『iPEX』本体が1800ドル(約21万7800円)、開発者用1ライセンスが180ドル(約2万1800円)万円。同社のウェブサイトよりマニュアルを含む評価版の無償ダウンロードが可能。