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パーソナルメディア、『J-right/V』の開発環境にLinuxを追加

1999年03月09日 00時00分更新

文● 報道局 清水久美子

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 パーソナルメディア(株)は、開発環境としてLinuxに対応した『J-right/V R1.001』を11日に発売する。これは、Javaと制御用『ITRON』を融合し、『JTRON』仕様に準拠した『J-right/V』用のアプリケーションを開発できるソフト。リアルタイム処理や、ハードウェア制御が必要な部分はITRONアプリケーションで、ユーザーインターフェースや移殖性が重要となる部分はJava言語で記述することにより、両者に不足する機能を相互に補完できるのが特徴。従来のバージョンでは、開発環境がSPARC版のSolarisのみで、開発に高価なワークステーションを用意する必要があった。今回、Linuxにも対応したことで、『J-right/V』の開発が低価格なパソコンでも可能になるという。価格は9万9800円。『J-right/V』の登録ユーザーに対しては16日より無償でバージョンアップ版が郵送される。対応OSはLinuxのほか、インテル版のSolarisにも対応。

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