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米サン、picoJavaとSPARCにCommunity Source License方式を導入

1999年03月03日 00時00分更新

文● 報道局 中山実

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 米サン・マイクロシステムズ社は2日(現地時間)、Sun Community Source License(SCSL)方式を、picoJavaおよびSPARCマイクロプロセッサーのアーキテクチャーに適用すると発表した。picoJavaは、Java仮想マシンをサポートするマイクロプロセッサーの設計における標準仕様。SCSL方式は、無料でソースコードにアクセスでき、ライセンス料はソースコードをもとに作成した製品を出荷するときに支払うというライセンス形態。ライセンス料を前払いする従来のシステムに比べて、開発の初期コストを低減でき、製品開発に参入しやすくなるのが特徴。すでにJava2とJiniでSCSLが導入されている。

 picoJavaアーキテクチャーのソースファイルは今月末に配布可能となる予定。また、SPARCマイクロプロセッサーについては、32bitのMicroSPARC RTLデザインファイルが今夏の終わりごろまでに、64bitのUltraSRARC RTLデザインファイルは今年末までに配布可能となる予定。

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