米国の大学が中心となって進めている次世代超高速インターネットプロジェクト“Internet2”のバックボーン回線が24日(現地時間)に開通、医療や教育などへの利用が開始された。Internet2は米大学135校が参加している超高速ネットワークで、従来のインターネットに比べ、高品質な動画や音声を高速に送受信できるというもの。バックボーン回線“Abliene”は伝送速度が毎秒2.4Gbitで、今回は37大学がAblieneにつながった。また医療では、オハイオ州の医療センターで実施する手術を中継し、患部の画像等をワシントンの専門家に送るといった用途に使われるという。