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オンキョー、外付けのUSB対応サウンドモジュールを発表

1999年02月25日 00時00分更新

文● 報道局 原武士

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 オンキョー(株)は、USB対応の外付けサウンドモジュール『WAVIO Sound Engine SE-U33』を発表した。また、同モジュールににUSB Hub機能を付加した『同 SE-U33HUB』も発表した。これは、サウンドボードと同様の機能をもち、オーディオ入出力とMIDI再生を提供する。拡張性の低いコンパクトパソコンや、ノートパソコンでもオーディオやMIDIを利用できる。MIDIはGM規格、GS規格に対応する。最大同時発音数は256音。ライン出力の周波数特性は15Hz~20kHz、S/N比は96dB。パソコン本体内にサウンドボードを増設するのにくらべ、ハードディスクやファンのモーターから受けるノイズがほとんどないため、出力する音質が向上したという。

 本体にはマイク入力端子、ライン入力端子、ライン出力端子、1ポートのUSB端子(アップポート)、SE-U33HUBには3ポートのUSB端子(ダウンポート)、電源スイッチが備わっている。SE-U33では電源はUSBから供給されるので外部電源は不要。サイズは幅130×奥行き90×高さ29.6mm。対応OSはWindows 98、Macintoshへの対応は検討中という。価格はU33が1万4800円、U33HUBが1万9800円。発売は4月下旬の予定。

写真はSE-U33HUB
写真はSE-U33HUB



 同製品には、MIDIとオーディオデータをひとつのファイルで保存できる“WebAudio”ファイル(*1)作成用ソフト『WebMusician』が付属する。

(*1)“WebAudio”は同社の開発したストリーミング可能なオーディオデータファイル。独自の技術で圧縮したオーディオデータをMIDIデータに付加することで、ファイル単体でMIDIデータとオーディオデータを提供する。MIDIデータに上位互換し、対応していないプレーヤーでもMIDIデータとして再生できる。プレーヤーは同社のウェブサイトにて無償で公開される。

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