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【Intel Developer Forumリポート Vol.1】Intelが1GHz動作のPentium IIIをデモ

1999年02月24日 00時00分更新

文● 報道局 河村康文

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  米Intel社は23日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「Intel Developer Forum」を昨年9月に続いてカリフォルニア州のリゾート地Palm Springsで開催した。

 初日の朝8時から行なわれたキーノートスピーチの中で、同社マイクロプロセッサ製品グループマネージャーで副社長のAlbert Yu氏は0.25ミクロンプロセスで製造されたPentium IIIプロセッサを1GHzで動作させるデモンストレーションを行なった。同社はこれは汎用プロセッサとしては最初の1GHzバリアの突破であるとしている。

 このデモは特別なCPU冷却システムを持つマシンでMicrosoft PowerPointを走らせて行なわれた。

 Yu氏は「これは業界のマイルストーンとなるイベントだ。Intelのマイクロプロセッサアーキテクチャにおける設計、シリコンプロセス技術、パッケージングおよび製造技術がこの業界初のマイルストーンを可能にした」と述べた。

 Intelは今年、0.18ミクロンプロセス技術によるプロセッサーを市場に投入する予定で、西暦2000年には動作クロック1GHzのプロセッサの量産に入るとしている。

 Intel Developer Forumは25日(現地時間)まで開催される。

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