米Intel社は23日(現地時間)、開発者向けカンファレンス「Intel
Developer Forum」を昨年9月に続いてカリフォルニア州のリゾート地Palm
Springsで開催した。
初日の朝8時から行なわれたキーノートスピーチの中で、同社マイクロプロセッサ製品グループマネージャーで副社長のAlbert
Yu氏は0.25ミクロンプロセスで製造されたPentium IIIプロセッサを1GHzで動作させるデモンストレーションを行なった。同社はこれは汎用プロセッサとしては最初の1GHzバリアの突破であるとしている。
このデモは特別なCPU冷却システムを持つマシンでMicrosoft PowerPointを走らせて行なわれた。
Yu氏は「これは業界のマイルストーンとなるイベントだ。Intelのマイクロプロセッサアーキテクチャにおける設計、シリコンプロセス技術、パッケージングおよび製造技術がこの業界初のマイルストーンを可能にした」と述べた。
Intelは今年、0.18ミクロンプロセス技術によるプロセッサーを市場に投入する予定で、西暦2000年には動作クロック1GHzのプロセッサの量産に入るとしている。
Intel Developer Forumは25日(現地時間)まで開催される。