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米コダック、ニコンのF5をベースにした一眼レフデジタルカメラを発売

1999年02月19日 00時00分更新

文● 報道局 桑本美鈴

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 米イーストマン・コダック社は、ニコンの一眼レフカメラ『F5』ベースのデジタルカメラ『コダック プロフェッショナル DCS 620 デジタルカメラ』を発表した。同製品は、F5のボディに200万画素のCCDを搭載した業務用一眼レフデジタルカメラ。交換用レンズといったニコンのアクセサリー製品と互換性がある。毎秒3.5コマで最大12連写が可能。縮小光学系を使わずにフルフレームファインダーを実現しており、レンズの開放値まで使用して撮影できる。また、背面に液晶カラーモニターを装備しており、ヒストグラムを表示可能。



 また同社は、業務用フィルムスキャナー『コダック プロフェッショナル 3570プラス フィルム スキャナー』、およびプロ写真家向け画像処理ソフト『コダック プロフェッショナル ポートレート&モア PCプロフェッショナル ソフトウェア』を発表した。コダック プロフェッショナル 3570プラス フィルム スキャナーは、デジタル画像処理用フィルムスキャナーで、最大2000dpiまでの画像入力が可能。現行機種に比べ処理能力が約4倍に向上し、フルフレーム18MBの画像データを約15秒で処理できる。35/46/70/120ミリのフィルムサイズに対応。コダック プロフェッショナル ポートレート&モア PCプロフェッショナル ソフトウェアは、デジタルカメラからの画像取り込み、既存のレイアウトへの画像の貼り付け、撮影現場でのプリント出力などが可能。

 これらの製品は、米国で3月から順次発売される。なお、日本国内での発売は未定。

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