(株)富士通研究所、富士通(株)、および米HAL Computer System社は、2.5Gbpsのデータ転送速度を可能とするインターフェース回路技術を開発した。これには、長距離ケーブルによる信号電圧の減衰を補償するDPRD(Differential Partial Response Detection)レシーバー、データとクロックの間のスキューを補正する位相補償回路技術が採用されており、複数ビットでデータ転送を行なうパラレル・インターコネクトが可能となった。これにより、5mケーブルにおいて最大で2.5Gbps、20mケーブルにおいて1.25Gbpsのデータ転送が可能という。なお、同技術は次世代サーバーシステム向けに開発中の“Synfinity IIインターコネクト”に適用される予定。