(株)日立製作所、米IBM社、日本電気(株)(NEC)、パイオニア(株)、ソニー(株)の5社は、DVDなどのデジタルビデオコンテンツに電子透かしを組み込む方式について、各社がその方式を統一することで合意したと発表した。これにより、コンピューター技術と家電の映像処理技術が融合され、デジタルビデオコンテンツの不正コピーを防止する電子透かし技術を開発できるという。5社は今後、この合意について“ギャラクシー・グループ(Galaxy
group)”という呼称を使用していく。
今回の合意によって開発される電子透かし技術は、'98年12月にCSS(Contents
Scrambling Scheme)の答申機関として設立されたWaRP(Watermark Review Panel)で評価されることになる。その後、CSSのアドバイザリー機関にあたる暫定CPAC(Interim
Copt Protection Advisory Council)が、CSSの要求に最も適合した提案として今年の夏までに選定する予定。