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日本サン、Solaris上でWindows NTネットワーク管理を行なう“Project Cascade”を発表

1999年02月16日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 日本サン・マイクロシステムズ(株)は、Solaris上でWindows NTベースのネットワーク管理を行なうソフトウェア技術“Project Cascade(開発コード名)”を発表した。

 “Project Cascade”は、米AT&Tの技術供与によって開発されたもので、同ソフトを導入したサンのサーバーは、プライマリー・ドメイン・サーバー、リソース・サーバーなどのかたちでネットワークに組み込まれ、Windows NTサーバーと相互運用が可能となる。Windows NT環境と同一の操作環境を提供するため、クライアントマシンのユーザーやシステム管理者を再トレーニングする必要はないという。

 Windows NT Service Pack 3のネットワークサービスと完全な互換性を保ち(Service Pack 4に対応予定)、Windows NT Directory Services、セキュリティ、認証、Windows NT File System(NTFS)などの機能をサポートするとしている。SPARC版とIntel版のSolaris2.5.1/2.6に対応、Solaris 7にも対応する予定。製品の価格や発売時期は'99年第2四半期に発表する。

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