日本シスコシステムズ(株)は16日、東京・千代田区の帝国ホテルで記者発表会を開催し、Gigabit
Ethernet対応のバックボーンLANスイッチ『Catalyst 6000ファミリ』を発表した。
今年はGigabitスイッチ分野でもトップシェアを目指すという |
Catalyst 6000ファミリは、企業内LAN環境におけるGigabit Ethernetを収容する高容量高速LANスイッチのニーズに応える製品群で、バックプレーンの帯域幅が32Gbpsの『Catalyst
6000シリーズ』と256Gbpsまでの『Catalyst 6500シリーズ』の2つがある。どちらも6スロットと9スロットの製品があり、最大収容ポート数は、Gigabit
Ethernetポートで66ポート、100FX(ファイバーチャネル)Ethernetポートで192ポート、10/100Ethernetポートで384ポートとなっている。価格は『Catalyst
6009』(シャーシ、電源、スーパバイザエンジン含む)が348万5000円から、『Catalyst
6509』(シャーシ、電源、スーパバイザエンジン含む)が398万3000円からとなっている。出荷は3月を予定している。
『Catalyst 6000』(左)『Catalyst 6500』(右) |
また、シスコは2000年問題への対応強化として、稼働中の同社の製品が2000年問題に対応しているかどうかをユーザーが検証できるソフトウェアを無償配布すると発表した。
このソフトウェアはシスコのホームページに用意される“2000年問題対応Webサイト”において、同社の2000年問題への対応ポリシー、保証内容や製品ごとの対応状況とともに提供される。なお、このソフトウェアの動作は6月末日までとなっている。