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ニコン、デジタルカメラ『COOLPIX』シリーズ2機種を発売

1999年02月15日 00時00分更新

文● 報道局 清水久美子

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 (株)ニコンはデジタルカメラ『ニコンデジタルカメラCOOLPIX950』、『同700』の2機種を発表した。両機種とも211万画素CCDを採用したことが特徴である。『COOLPIX950』と『同700』との最も大きな差異は、搭載しているレンズ。COOLPIX950の3倍ズームレンズに対し、同700は単焦点レンズを採用している。


『COOLPIX950』

 『COOLPIX950』は、1/2インチの211万画素CCDに最適化した3倍ズームニッコールレンズを搭載(7~21mm F2.6~4.0。35mm換算で38~115mm)。実像式光学ファインダーを使用している。そのほか、2.5倍デジタルズーム機能を搭載している。

『COOLPIX950』
『COOLPIX950』



 モニター用に、2インチTFT液晶を装備した。記録メディアにコンパクトフラッシュを採用、8MBのカードを標準添付した。起動時間は2秒台で、1秒間に約1.5コマの連写ができる(1600×1200、NORMALモード時)。16分割マルチ連写機能では、1秒間に2~3コマの連写が可能。

 記録フォーマットとして、JPEG準拠のほか、非圧縮HIモードのTIFFにも対応している。1600×1200、1024×768、640×480の3種類の記録画素数を選択可能。電源にはアルカリ、ニカド、リチウム、ニッケル水素の単3電池4本を使用。外部ストロボ用シンクロ接点を搭載しており、オプションの増灯ブラケットを用いて、最大5台までの増灯撮影が可能。サイズは幅143×奥行き36.5×高さ76.5mmで重さは350g(電池別)。価格は12万5000円。発売日は3月25日の予定。

『COOLPIX700』

 『COOLPIX700』は、1/2インチの211万画素CCDに最適化したニッコールレンズを搭載(6.5mm F2.6。35mm換算で35mm)。実像式光学ファインダーを使用している。そのほか、2.5倍デジタルズーム機能を搭載している。

 モニター用に1.8インチTFT液晶モニターを装備した。記録メディアにコンパクトフラッシュを採用、8MBのカードを標準添付した。起動時間は2秒台で、1秒間に約1.5コマの連写撮影もできる(1600×1200、NORMALモード時)。

 記録フォーマットとして、JPEG準拠のほか、非圧縮HIモードのTIFFにも対応している。記録画素数は1600×1200と640×480。電源にはアルカリ、ニカド、リチウム、ニッケル水素の単3電池4本を使用し、約80分の連続使用が可能。サイズは幅114×奥行き38.5×高さ67mmで重さは270g(電池別)。価格、発売日ともに未定。

『COOLPIX700』
『COOLPIX700』



 インターフェースは両製品とも、ビデオ出力がNTSC方式準拠しているほか、シリアルに対応している。そのほか、ドライバーソフト『Nikon View Ver.2』などを同梱したオプションでパソコン接続キットもオプションで用意している。Mac OS、Windows 95/98/NT4.0に対応している。価格は9800円。3月25日発売予定。そのほか、別売りの『テレコンバータ』をはじめとする3種類のコンバーターレンズを使用することで、光学ズーム8~230mm(35mm換算)での撮影も可能。テレコンバータの価格は1万4000円。

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