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大阪でマルチメディアの一大フェスティバル開催

1999年02月04日 00時00分更新

文● 野々下裕子

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 昨年に引き続き、今年も“マルチメディアコンテンツOSAKAフェスティバル'99”(以下、MMC OSAKA'99)が、大阪市内のマイドームおおさかにて2日から4日に渡って開催された。

 MMC OSAKA'99は、関西圏における新しい情報産業基盤の育成を狙いとした展示会。そのため、実行委員会は大阪府や大阪市といった地元自治体をはじめ、(財)関西経済同友会などの経済団体が中心となって構成されている。開催にあたって事前に作品のコンテストを実施し、会場にはその優秀作品が紹介されている。

 展示ブースには関西のマルチメディア市場で活躍する企業を中心に、計63社の出展があった。2日、3日の両日で1万人を超える来場者が訪れた。

熱心な観衆を集めるブースが多く、熱気にあふれていた
熱心な観衆を集めるブースが多く、熱気にあふれていた



 今回は、“先導的コンテンツ市場環境整備事業”の中間成果発表会も同時に開催され、会場のほぼ3分の1がその出展にあてられていた。一定間隔に仕切られた小間に55社のコンテンツがずらりと並ぶさまは、まるでデジタル商店街といった趣。来場者も気軽にそれぞれのブースへ足を留めていた。

CGのデモを行なうブース、観衆もアツければ出展者もアツい
CGのデモを行なうブース、観衆もアツければ出展者もアツい



 企業ブースでの主な出展者はコンテンツ制作会社だが、ほかにもデジタル系の専門学校や、関西電力の子会社といったインフラ企業の出展もあった。一部では、カナダの連邦政府産業省やインドなど、海外のマルチメディアコンテンツ会社も出展を行なっていた。


(株)まぐまぐの大川弘一氏によるセミナーには100名を越える来場者が集まり、立ち見が出るほどだった

 なお、各出展者の詳細は、明日のASCII24で紹介する予定。

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