このページの本文へ

日本オラクル、オンライン・トレーニング用の『Oracle OLAデベロッパープログラム』を開始

1999年02月02日 00時00分更新

文● 報道局 山本誠志

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日本オラクル(株)は、コンテンツ開発ベンダーの技術力育成を目的とした『Oracle OLA(Oracle Learning Application)デベロッパー・プログラム』を3月1日に開始する。このプログラムは、AICC(Aviation Industry Computer Based Training Committee)とRCO(Reusable Content Objects)に準拠したオンライン・トレーニングのコンテンツ提供を可能にするもの。同社では、オラクル製品のトレーニングや開発・テスト用製品の無料貸し出し、ウェブによる製品情報の提供などを行なう。

 『Oracle OLA』は、インターネットやイントラネットを利用しての学習を可能にするオンライントレーニング用のプラットフォーム。この製品を利用することで、研修の管理者が学習者の進捗状況や成績をオンラインで管理できるなど、ネットワーク機能を活かしたトレーニングが可能となる。米オラクル社では現在、Oracle OLAの限定出荷を行なっており、米プライスウォーターハウス社など複数のサイトで導入済みという。米国限定出荷におけるOracle OLAの価格は、ベースモジュールが4万9995ドル(約510万円)、ユーザー(学習者)1人あたりのライセンスが95ドル(約1万円)。このほか、サポートやコンサルタントに関する料金が別途必要となる。ただし、2月中はキャンペーン期間として、ベースモジュールと100ユーザーライセンス、サポート、コンサルタント料をセットにして7万ドル(約800万円)で販売される。なお、日本での正式出荷は6月を予定している。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン