カナダのコグノス社は1月25日(現地時間)、米LEX2000社を買収することを発表した。買収価格は約1000万ドル(約11億円)。
コグノスは、ビジネスインテリジェンス(BI)ソリューションの大手ベンダーのひとつ。同社およびその日本法人である帝人コグノス(株)では、“企業内に存在するさまざまなデータや資料を統一的に扱い、戦略的に分析することで生産性を上げること”をBIの定義とした上で、企業のBIを支援するツールを販売してきた。企業データを分析、レポートする『PowerPlay』や、データベースを検索するツール『Impromptu』などが同社の主力製品。
一方、1995年に設立されたLEX2000社も、BIソリューション開発ベンダーのひとつで、主力製品は、財務報告に特化したレポートツール『LEX2000』。コグノスでは、次期バージョン以降のImpromptuにLEX2000の機能をインクルードしていく方針だとしている。