米S3社は現地時間の1日、グラフィックスアクスセラレーター『Savage4』を発表した。この製品は4倍速AGP技術に対応し、DirectX6対応のテクスチャー圧縮技術(S3TC)を採用するほか、デジタル・フラットパネルに対応したのが特徴。同社はこの製品を、米ダイアモンド・マルチメディア・システムズ社(http://www.diamondmm.com/)が採用決定したことも明らかにした。
同製品には、ミッドレンジパソコン市場をターゲットにする『Savage4
PRO』と、エントリーレベルのパソコン市場をターゲットとする『同
GT』の2モデルがある。PROは、AGP4倍速技術、143MHzメモリーのサポート、最大32MBのローカルフレームバッファに対応する。GTはAGP2倍速技術、125MHzのメモリーサポート、最大16MBのローカルフレームバッファに対応する。
サンプル出荷はすでに始まっており、予定価格は10000個単位で各25ドル(約2875円)。