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【速報】米マイクロソフト、カラー版Palm-size PC用Windows CE“Wyvern”をリリース。米HPは初の搭載製品『Jornada 420』を発表

1999年02月02日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 米マイクロソフト社は1日(現地時間)、カラーディスプレーに対応したPalm-size PC用Windows CE OSの新バージョン(Microsoft Windows CE for Palm-size PC Version 2.1.1)を、OEM向けに出荷開始したと発表した。

 モノクロディスプレーのみ対応の前バージョンのOEM先である、米カシオ社、米Everex Systems Inc.、米Philips Electronics North America Corp.、米ユニデン社に加え、新たなOEM先として、米Auctor Corp.、米コンパックコンピュータ社、米ヒューレット・パッカード社、米Trogon社の4社を加え、8社体制となった。

 ちなみに今回発表された新バージョンは“Wyvern(ワイバーン)”というコードネームで呼ばれていた。前バージョンのコードネームは“Gryphon(グリフォン)”。

 米マイクロソフト社の発表にあわせ、米ヒューレットパッカード社から初のカラー版Palm-size PC製品となる『Jornada 420』が発表された。

 Jornada 420は256色表示可能な240×320ドットSTNカラー液晶ディスプレーを搭載。サイズは82(幅)×130(高さ)×23(奥行き)mm、重さは250g。CPUは日立製SH7709a(SH3)-100MHzを搭載する。リテール価格は519ドル(約6万円)で北米では2月中旬から販売される予定。

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