資源エネルギー庁は28日、“バーチャル3D原子力発電所(プレリリース版)”を公開した。これは同庁のウェブサイトで配信されるコンテンツで、3Dで表現される原子力発電所内を自由に見学し、知識を身につけることを目的としている。見学には4つのコースが用意されている。電子炉内の蒸気の通る道筋に沿って移動する“アミューズメントコース”、自由に歩き回って発電所内を見学できる“自由見学コース”、放射線管理区域の入退域手続きや、燃料交換、タービン点検など作業員の疑似体験ができる“所員体験コース”、そして、前出の3つのコースで得られる情報を元にした“クイズコーナー”が用意されている。プレリリース版では“アミューズメントコース”の一部だけを楽しむことができる。見学するためにはプラグインソフト『VISCAPE』が必要となる。対応ブラウザーはNetscape Navigator3.0以上、Internet Explorer 3.0以上。正式版は3月末に公開予定。