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前アップルCEOのギル・アメリオ氏が、コンピューターセキュリティーの会社に再就職

1999年01月28日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 米Computer Sentry Software, Inc.(CSS)は27日(現地時間)、前の米アップルコンピュータ社CEOのギル・アメリオ(Gil Amelio)氏が同社の取締役に加わったと発表した。
 「アメリオ博士と共に仕事ができるのはたいへん名誉なことだ」とCSS社社長兼CEOのDyrk Halstead氏は語っている。
 Halstead社長兼CEOの長年の友人でCSS社の役員の1人であるRobert Urich氏も「アメリオ博士はその革新的な発想と、コンピューター業界でのリーダーシップでつとに知られている。博士の経験は、我々の会社にとって非常に貴重だ」「彼の成功は約束されているよ」と語っている。

 注:ギル・アメリオ氏はジョージア工科大学で物理学の博士号を得ている。米アップルコンピュータ社に入る前は米ナショナル・セミコンダクター社のCEOを務めていた。アメリオ氏はベル研究所に在籍していたときにCCDを発明、米Fairchild Camera and Instrument Corporation在籍時には、最近のビデオやデジタルカメラの心臓部となる、CCDを使ったイメージセンサーを開発した。さらにアメリオ氏のリーダシップの元で、米ロックウェル・インターナショナル社はデジタル信号処理分野でブレイクスルーとなる技術を開発し、データモデム分野での現在のリーダーシップ的立場を築いたとされている。

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